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第一回 韓国語の尊敬語

韓国人と日本人の顔が似ているように、韓国語と日本語はとても似ていて学びやすい言語だと言われていますが、正しく習わないと大失敗をしてしまうことがあります。その一つが尊敬語の使い方にあります。今回は韓国語の尊敬語と日本語の尊敬語についてちょっとお話したいと思います。 韓国の人からみると、目上の人に対して尊敬語を上手に使いこなす日本の人は、とても格好良く見えますので一緒に頑張りましょう! 日本語の尊敬語は相対敬語であるため、基本的に目上の人に対して尊敬語を使いますが、部外者に対して、身内の者を表現するときは尊敬語を使わないで身内の者を下げる謙譲語を用いりますが 韓国語の尊敬語は絶対敬語であるため、私を中心に目上の人には尊敬語を使い、目下の人にはくだけた(=반말) 言い方をしますので、謙譲語を用いることはありません。例えば、会社に電話がかかって来た場合をみてみますと、日本語では
―会話―
お客様 : 社長はいらっしゃいますか?
私 : あいにく社長は出かけておりますが・・・のように身内の者である社長には敬語を使っておりませんが
韓国語になると
お客様 :  사장님 계십니까? (社長はいらっしゃいますか)
私   :  지금 사장님은 안 계십니다 (社長はいらっしゃいません)と尊敬語で対応します。
韓国は、皆さんのお分かりの通り儒教の国ですので、目上の人にはどんな場面でも尊敬語を使わなければならないため、自分が所属している内外の関係で尊敬語を区別する必要がなくなります。 要するに韓国語の尊敬語には、謙譲語表現が日本語に比べて乏しいことになります。 韓国では、尊敬語を上手に使いこなす人は回りの人々に愛されますので、目上の人を敬う言葉の表現である尊敬語を覚えておきますと韓国人とコミュニケーションの場が広がります。では、次回をご期待して下さい。

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