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第四回 一人でもできる韓国語の会話練習法!

最近、テレビを見ていると、外国人のタレントさんをよく見かけます。 もっと前は何人かしか手に数えるくらいの人数だったのに、最近はハーフの方も含め、大勢の方が幅広く活躍していらっしゃいます。 少し慣れていないイントネーションや単語選びにミスが多かったりする姿は、視聴者に可愛いさや異色感を与え、笑いを招きます。 しかし、完璧な日本語はできないものの、皆さん日本語がぺらぺらですよね。 自由自在に日本語を使ってお仕事をする姿を見ていると、「すごいな~、きっと見えない沢山の努力があったんだろうな~」と感動します。

韓国語の場合、ある程度言葉を話すには、約3年から4年ほどの時間が必要になってきます(こちらでの3~4年という数字は、しっかりと会話の勉強を行った場合の期間で、筆者の個人的見解であります)。 ところで、多数の皆さんが「会話上昇」を目標に立てていることに反して、「話すこと」に恐れていらっしゃる方が多いです。 3~4年勉強をしても、いざっと旅行とかに行ったら言葉が出なくなるんですね。 韓国語で話す普段からの習慣ができていないため、話すのを恐れたり避けたりと、単語や文法に集中する方が大半です。 わたくしの生徒さんでも、3年ほど勉強をしたのにも関わらず、文字を見ないと全く聞き取れなかったり話せなかったりする方がいらっしゃいます。 もしかして、この文を読んでいるあたなは、そのような生徒ではありませんか。厳しく今の自分を診断してみてください。

ここでは、「5x5ステップ韓国語勉強方」というテーマで、言語の4つの基本要素に基づける勉強方をご紹介しております。
今回ご紹介するテーマは、第四章「話す」です。

第一章 読む。
第二章 書く。
第三章 聴く。
第四章 話す。
第五章 韓国語で暮らす。

皆さんの悩みに対する、正しく解決できる超簡単エクササイズをお伝えいたします。 毎回申しますが、方法はとても簡単です。 従来のテキスト中心の勉強から離れて、少し一手間を加えるだけのことです。
それでは、行ってみましょうか!

第四章 話す。

「話すこと」は、大きく二つの種類で分類されます。一つ目は「会話」、二つ目は「スピーチ」です。

「会話」とは、皆さんご存知の通り、相手を必要とする話し方です。 言葉の交じり合いでコミュニケーションを取ることを意味する、私たちが日常生活で行う極一般的なものです。 それに対し「スピーチ」とは、同じく相手を必要としますが、相手の役割は「聴くこと」に集中していて、話者が一方的に自らの考えや意見を伝えるものです。 会議でのプレゼンテーションや講義での演説、コマーシャルの広告などがそれに当りますが、こちらもまた日常生活でよく耳にするものです。 ただ、こういった概念からいうと、スピーチは会話の大きな枠内に属する部分だとも言えます。 なぜならば会話では、必ず話す人に聞く人が存在するからです。 聞く人は話す人の短いスピーチを聞いて、その役割は随時に交代されます。 つまり、皆さんが目指す「会話力」というのは、相手がいれば幸いですが、基本的なことは「スピーチ」から始まることなの、一人で話す練習をすることが「会話」に繋がる基礎になります。ということで、第四章「話す」でご紹介いたす勉強方は、お家で一人で練習できる勉強に重点を置いて説明します。

ステップ1. まずは、真似する。
ステップ1は、「真似する」ことから始まります。
お持ちの教科書などに付いている音声ファイル、第三章「聴く」で使った歌やドラマ、映画などのメディア、どれでも良いです。 韓国語ネイティブの音声ファイルをご用意くさだい。 音声ファイルの準備ができましたら、まずは聴いてください。第三章「聴く」でご紹介した5x5ステップ勉強方に従うとより良いです。 ここで、目に追いかけて読むために、テキストも用意してください。 まずは、「聴く」作業で発音やイントネーション、意味など細い部分をチェックします。 より正しく声に出すための準備なので、時間が掛かってもしっかり抑えときましょう。 ステップ1に入るのはその後からです。

音声ファイルの分析が終わりましたか。

さ、本格的にステップ1に移りましょう。
一文ずつ、音声の後に繰り返してください。 このように全ての文を真似して繰り返します。 ステップ1で何より重視する点は、発音やイントネーションを真似することです。会話はコミュニケーションです。 相手が自分の言葉を聞き取れなければ、コミュニケーションは成立しません。 なので、正しくて的確な発音・イントネーションを覚えるのが大事です。 十分練習が終わったところで、今度は自分の声を録音します。 最近はスマートフォンなどに録音の機能が付いているので、簡単にできると思います。 録音が終わったら自分の声を音声ファイルと聞き比べます。 つまり、正しく発音できているのかを点検する作業です。ただ繰り返すだけでは気が付かない部分がありますので。 このように、ステップ1では、発声の面に重心を置き、正しい話し方を身につけることに意味があります。 今までの5x5ステップ全てがそうでありました。まずは、見本に慣れることです。

ステップ2. 韓国式話し方を覚える。
さ、ステップ2では、「韓国式話し方」を覚えます。
「えっ、韓国式話し方って何?」と思いますよね。
わたくしが言う韓国式話し方とは、韓国人が実際の会話で使う自然な話し方のことです。 先ほども申しましたが、私たちが最初に見本を見て勉強することは、より自然な韓国語を駆使するためです。 韓国語と日本語はSOV式構造をしていることから、ただ日本語を韓国語に翻訳して並べるだけで文が完成すると思いがちです。 しかし、韓国語と日本語は異なる言語です。 そんなに簡単な仕組みではないということです。 人によって言い方が異なるように、同じ意味でも言語によって「話し方」というものが存在します。 例えば、日本人学習者が頻繁に行うこういったミスがあります。

~ 에게 들었다 (~から聞かれた)

↓ 점원에게 ‘일본에서 왔습니까?’라고 들었어요.
(店員から'日本から来ましたか'と聞かれました)

もちろん言っている意味は通じますが、どこか変です。日本語の場合「聞く」という言葉は「耳で聴く」という意味と「問う」という二つの意味を持っています。 それに、受身系で言う場合が多いです。 この二つの要素から、「~から聞かれる」という話し方をよくします。それに対し韓国語の場合、「耳で聴く」は「 듣다 」、「問う」は「 묻다 」と使い分けています。 それから、行動を起こした人を主語に置いて直接的に話す傾向があります。

先ほどの文を韓国式に変えると、下記のようになります。

점원이 일본에서 왔냐고 했어요
(店員が日本から来たのかと言いました)

日本語の場合は「私が店員に聞かれた」と「私」が主語になりますが、韓国語の場合「店員が言いました」と質問をした本人である「店員」が主語になります。 このような部分は、ただ言葉を並べるだけでは掴めない部分です。沢山例文を読んで聞いて実際の韓国語に近い表現を身につける必要があります。 なので、全てが見本を把握することから始まるのです。 先ほどステップ1で練習した文から、このような「韓国式話し方」を探します。 日本語の意味と比べながら、韓国式表現を覚えるのです。 表現の豊富さのため、子供の時から沢山本を読ませるのと同じく、沢山のテキストを読んだり聞いたりすることが重要です。

ステップ3. 一人で二役。
ステップ2までが既に用意されたテキストを通じて、自然な韓国語を身につける練習であったら、ステップ3からは実際に自ら文を作って話すエクササイズです。 最初は日本語を韓国語に訳して助詞一つ一つ浮かばせて…と時間が掛かるかもしれませんが、粘り強く自らの力で文を作ることが大事ですよ! 会話は相手を必要としますが、一人でも練習できます。小タイトルのように「一人で二役」を行うことです。 一つ会話のテーマを決めます。テーマが決まったら、話者二人の設定を決めます。 二人は会社同僚だとか大学の友達だとか、場所はお昼終わりのエレベータでとか授業中先生の目を気にしながらの雑談だとか…。 なるべく細かく設定するほど、会話のやり取りがスムーズにできます。 細かい設定が終わったら、次は話してみるだけです。まるで子供ごっこみたいにするのです

ステップ4. テレビに突っ込め!
ある程度、文を作る練習はできましたか。ステップ3では、一人で全ての状況を決めての練習でした。ステップ4で行うエクササイズは、与えられた言葉に対してのエクササイズです。 簡単にいうと、ステップ3では全てのことを自分で決めていたので、予想できる範囲での練習に過ぎなかったということです。 しかし、会話というのは相手の答えが予想できないやり取りがずっと続くものなんですよね。 スマイル 皆さん、テレビを見ていると自分の思ったこととは違う方向で話が流れたりして、ついテレビに向けて突っ込んだりする場合がありますよね。 わたくしも独り言で文句を言ったりします。 この極日常的なことを韓国語の勉強に活用するのです。 方法はとても簡単です。全てを韓国語で突っ込むだけです。まるで韓国の芸人になった気分で。 もちろん私たちの突っ込みに対しての返事は来ないですが、予想できない言葉に対する単純会話練習には非常に役に立ちます。 学生の頃、よく数学の問題集とかで、単純計算・単純応用問題が先に出てきますよね。実践に行く前の「練習問題」。 まさに、そういうことです。

ステップ5. とにかく、いっぱい話す!
さ、ステップ4までいかかでしたか。思ったより簡単ですよね。
最後に紹介するステップ5は、「とにかく、いっぱい話す!」です。エクササイズというよりアドバイスです。 所論で会話力を高めるために多くの生徒さんがいらっしゃるという話をしましたが、いざっ韓国語で質問を投げかけてみると、皆さん難色を示して韓国語で話すことを恐れる場合が多いです。 恐らく、それほど緊張なさるからだと思います。 しかし、会話で最も肝心なのは、「自ら口に出す」ということです。 韓国に旅行に行ったり、韓国人の友達ができたり、もっと行って韓国で暮らす機会が訪れたりなど、いくら素晴らしい環境が整えていても「自ら」という挑みがなくては何も起こりもしません。 実は、私たちの全てがそうです。赤ちゃんに「ママ、パパと言ってみて」言ったり、子供に「両手でくださいって言わないと」って仕付けたり、友達からの「昨日のドラマ見た?どうだった?」という質問、面接での「あなたの申込動機は何ですか」…。 全ての人生が私たちの答えを要求しています。自分の声を上げなくての勝算はありません。 ステップ5で申し上げたいのは、どのエクササイズに対しても「自らいっぱい話す」ということです。 ミスは決して恥ずかしいものではありません。寧ろ、二度と忘れられない勉強のチャンスになります。何事でも何度もチャレンジすることが、完璧な結果に繋がれます。

第四章「話す」では、誰もが簡単にできる5つのエクササイズとして、ネイティブの真似をすること、韓国式話し方を覚えること、一人芝居をして練習すること、テレビに突っ込むこと、とにかく自らいっぱい話すことをご紹介しました。 わたくしは、実際の学習経験や講義経験を通して少し纏めただけです。 決して難しいことではありません。大事なのは、毎日ぽちぽちと勉強法守っていくこと、焦らず地道に努力していくことです。 次回は5x5ステップの最終章として、「韓国語で暮らす」をテーマに今までの勉強を調和する纏めた勉強法をご紹介します。 最後まで「파이팅!(ファイティン!)」です!