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第十一回 ドラゴン桜、「会話の神」になる!? 韓国語の会話の神になる3つの秘訣

皆さんは、普段どんな風に会話をなさっていますか。もちろん相手や置かれた状況によって変わってくるとは思いますが、お喋りはお上手な方でしょうか。 それとも、お喋りには自身がなくて、つい聞き手を選ぶ方でしょうか。 数年前韓国では、日本ドラマ「ドラゴン桜」のカバー作として「勉強の神」というドラマが製作され一時期大変なセンセーションを巻きました。 そのパラディーで「勝負の神」というバラエティが放送されたり、「運動の神」、「芸能の神」、「スピーチの神」など様々な「◯◯の神」が大ヒットしました。 そこで、本日皆さんにご紹介するのは、「会話の神」です!
多くの皆さんの悩み…。「ひょっとして通じなかったらどうしよう」、「日本語で話すのも苦手なのに、上手くできるかな」、「まず相手の言葉が聞き取れなくて、会話にならない」などなど。 皆さんのそんな悩みをさっぱり解決いたします! こちらは実際わたくしの生徒さんにも勧めている方法で、「コンプレックスであった会話が楽しくなった」、「もっともっと話したい!」といった言葉をいただいております。皆さんもたった3つの秘訣で、「会話の神」になれます! それでは、会話の神になる秘訣!行ってみましょう!

会話の神になる秘訣その1
まずは、イメージを描きましょう!
以前自己紹介のパートでもご紹介しました「場合の意を考える」というこつ、覚えていますか。 まずは、頭の中でイメージをするのです。様々な状況を妄想するんですね。 例えば、久しぶりにあった友達に話す内容であれば、「久しぶり!」・「元気だった?」という挨拶から、お互いの近況、一緒に過ごした思い出話まで、色々な会話のテーマが浮かびますよね。
それらのテーマにそって会話のシミュレーションを作ってみましょう。

<シチュエーション1:久しぶりの再開>
私: (挨拶)오랜만이야! 잘 지냈어?
   久しぶり!元気だった?
友達:(挨拶) 오랜만이야! 잘 지냈지. 너도 별 일 없지?
    久しぶり!元気だよ。変わりなく元気だよね?
私: 그럼, 덕분에 잘 지냈지.
   もちろん、おかげで元気、元気。
友達:(近状) 요즘 뭐해? 대학원에 갔다고 들었는데.
   最近、どう?大学院に入ったって聞いたけど。
私:(近状) 응, 올해 3월에 대학원에 진학했어. 너는 어떻게 지내?
   うん、今年の3月に進学したの。最近、どう?
友達: 난 취직해서 일하고 있어.
    就職して仕事してるの。
私: 그랬구나. 많이 바쁘겠네.
   そうだったんだ。忙しいね。
友達: 그렇지 뭐. 정말 이게 얼마만이야?  
   まぁ、ね。本当に何年ぶりだろう?
私: 고등학교 졸업 후로 못 봤으니까, 벌써 5년쯤 됐나?
   高校の卒業以来だから、もう5年ぐらいじゃない?
友達:(思い出話) 시간 참 빠르다. 예전에는 학교도 학원도 놀 때도 늘 같이 있었는데.
    本当早いよね。昔は学校も塾も遊ぶときも、いつも一緒だったもんね。
私:(思い出話) 정말, 옛날 생각 난다. 
  本当、懐かしいね。
友達: 이렇게 만난 것도 반가운데, 우리 같이 차라도 할까?
    こうやって会ったのも久しぶりだし、お茶でもどう?
私: 그래, 좋아! 시간 괜찮아?
   いいよ!時間大丈夫?
友達: 그럼! 오랜만에 수다도 떨자고.
   もちろん!久しぶりにお喋りしようね。

「久しぶりの再開」この一つのテーマで、 挨拶の表現( 오랜만이야! 、잘 지냈어? 、별 일 없지?)・近況を問う表現( 요즘 뭐해? 、~라고 들었는데、어떻게 지내?)・過去のことに対するコメント( 예전에는 ~(으)ㄴ/는데、옛날 생각 난다 )など、覚えた表現が活用できるのはもちろん、実際こういった場面に合っても慌てずに会話を進めることができます。 もう一つ、イメージをしてみましょう。 今度は、最近知り合った関係での会話という設定で作ってみましょう。 相手は韓国人ですので、皆さんの韓国旅行での出来事やちょっとしたエピソードなどを話したり、お互いの共通点「韓国」というテーマを使って、関係を縮める場面にしてみます。

<シチュエーション2:最近知り合った関係>
私: 이제 여름인데 휴가 안 가세요?
   もう夏ですが、旅行など行かれますか。
相手: 글쎄요, 아직 안 정했어요. 어디 가세요?
    さ…、まだ決めてないんです。どこか行かれますか。
私: (韓国旅行)저는 여행을 좋아해서 한국에 가려고 해요.
   私は旅行が好きで、韓国に行きたいと思っています。
手: 좋네요. 한국에는 자주 가세요?
    いいですね。韓国にはよく行かれますか。
私:(韓国旅行) 네, 한국은 정말 즐거워요. 교통비도 싸고 음식도 맛있고 좋아요.
  はい、韓国は本当に楽しいです。交通費も安くて食べ物も美味しくて好きです。
相手: 교통비는 일본보다 한국이 많이 싸지요?
    交通費は日本より韓国がだいぶ安いですよね。
私: 네! 전에 한국에 갔을 때, 깜짝 놀랐어요.
   はい!前、韓国に行ったとき、びっくりしました。
相手: 많이 싸서요?
    安くてですか。
私: 네, 지하철을 몇 번을 갈아타도 무료라는 게 정말 놀랐어요.
   はい、地下鉄を何度乗り換えても無料っていうのが、驚きでした。
相手: (共通点)맞아요. 지하철뿐만 아니라 버스도 무료인 거 아세요?
    そうなんです。地下鉄でけじゃなくて、バスも無料なの知っていますか。
私: 정말요? 그건 몰랐어요!
   本当ですか。それは知りませんでした。
相手:(共通点) 지하철도 버스도 환승이 무료예요.
    地下鉄もバスも乗り換え無料なんです。
私: 한국에서는 버스가 서울 곳곳을 돌아다녀서 편하다고 들었는데. 다음 번에는 버스도 타 봐야겠어요.
   韓国ではバスがソウルの隅々まで通るので便利だと聞きましたが、今度バスも乗ってみます。
相手:(関係を縮める) 궁금한 게 있으시면 언제든지 물어보세요. 알려드릴게요.
   また気になる点がありましたら、いつでもどうぞ。お教えいたしますね。
私: 정말요? 감사합니다.
   本当ですか。ありがとうございます。

この他にも、様々な場合の意を考えて、一人で鏡を見ながら二役をしてみましょう。 最初は時間が結構かかると思いますが、段々と縮約され、さらに数多いシチュエーションをイメージすることができると思います。 そうやって練習していくと、どこでどんな場面にあっても無理なく会話を進められます。

会話の神になる秘訣その2
秘訣その2は、六何原則で質問攻め!です。 質問をたくさんしろうというのは分かるけど、「六何原則」って何?と思われるかもしれません。 「六何原則」とは、記事を作成する時などでの六つの基本要素のことです。昔学校でなっらた、その「六何原則」ですよ!
英語では「5W1H」といいまして、「Who・When・Where・What・Why・How」のことをいいます。 同じく韓国でも六何原則があります! それが、上記の右に書いてあることです。 つまり、これら6つの疑問詞を使ってとにかく質問するということです。 そのわけは、一つは「会話が途切れないように」というのと、もう一つは「相手の話を聴くため」であります。つまり、会話というのはどちらかが一方的に話しては会話とは言えません。 お互い言葉を交わしてからこそ会話が成立するんですね。 誰か一人ばかり喋っては、それは会話ではなくスピーチです。相手は退屈になるしかありません。 当然面白くなくなり、気まずく終わってしまいます。 恐らくその相手は皆さんと話すことをあまり好まなくなるでしょう。 会話は話す行為と聴く行為が上手く調和して成り立つものです。 それから、上手く答えが思いつかないとき、ちょっとした逃げ道にもなります。 質問を投げることで会話を進ませる効果も得られます。

<六何原則を使った会話の例 >
私:지난 주말 에 무엇을 하셨어요?
   先週末、何をしましたか。
相手: 오랜만에 친구들과 식사를 했어요.
    久しぶりに友達と食事に行きました。
私: 좋았겠네요. 무엇을 드셨어요? 
  いいですね。何を食べましたか。
手: 삼겹살을 먹으러 갔어요.
   サンギョプサルを食べに行きました。
私: 맛있겠다! 어땠어요? 
 美味しそう!どうだったんですか。
相手: 냉면도 같이 먹었는데 정말 맛있었어요.
    冷麺も一緒に食べましたが、とても美味しかったです。
私: 저도 가 보고 싶네요. 어디에 있는 가게예요?
   私も行ってみたいですね。どこのお店ですか。
相手: 신촌에 있어요. ◯◯◯라는 가게예요.
    シンチョンにあります。◯◯◯というお店です。
私: 다음에 저도 가 봐야겠어요. 그런데, 고기 별로 안 좋아하시지 않아요?
  今度行ってみないと!ところが、お肉はあまりお好きではないじゃないですか。
相手: 맞아요. 하지만 삼겹살은 좋아해요.
    そうです。でも、サンギョプサルは好きです。
私: 아, 그랬군요. 먹는 얘기하니까 갑자기 배고프네요.
   あ、そうなんですね。食べ物の話をしたら、急にお腹が空きましたね。
相手: 마침 저녁 먹을 때도 됐는데, 거기 같이 가실래요?
    丁度夕食の時間ですし、あそこ一緒に行きますか。
私: 좋아요! 오랜만에 술도 한잔 할까요?
   いいですね!久しぶりにお酒も一杯どうですか。
相手: 좋네요! 삼겹살에 소주 한잔?
    いいですね!サンギョプサルに焼酎一杯?

会話の神になる秘訣その3
会話の神になる秘訣その3!「誰よりも先に話だせ!」です。
こちらは秘訣その2とも繋がる部分ですが、質問や意見、相づちなど自ら話だすことで、会話をリードする側になる!ということです。 秘訣その2が、会話が途切れないように・相手の話を聴くことによる会話の成立でありましたら、秘訣その3は、会話を「リード」することで、相手に「お喋りが上手い」という印象を持たせるという利点があります。 この文章のタイトルが何ですか。「会話の神」ですよね。 会話の神になるという意味は、流暢な韓国語を駆使するという意味もありますが、何よりも会話をどれほど「上手く」進めるのかなんです。 つまり、聞き手ばかり、話し手ばかりではなく!只管天気話をするなど、中身のない会話ではなく!積極的に質問して、時には相手の話もちゃんと聴いてもらって、それに合わせた適切な反応を返して…。 結局、文章の始めに申しました、皆さんの普段の日本語での会話力と変わりがないということです。 ただ、その手段となる言語が韓国語であるため、日本式韓国語ではないオリジナル韓国式表現や少しの文化が加味されることだけです。 ですので、実際にスキル部分での秘訣というのは、秘訣その1「イメージトレーニング」のみなんですね。時と場合による最も適切な韓国語を駆使するために、色んな案を考えるということです。 ということは、逆に考えるとこのようになります。 秘訣2や3は、普段の日常会話でも練習できるということです。 日本語を使っての練習ですね!  後は、秘訣1・2・3をよく纏めて、恐れずに挑むのみなんです!

話を纏めてみましょう。韓国語の会話の神になる秘訣!一つ目は、イメージトレーニングで場合の意を考えることでした。 二つ目は、「 누가 (誰が)・ 언제 (いつ)・ 어디서 (どこで)・ 무엇을 (何を)・ 왜 (なぜ)・ 어떻게 (どのように)」の六何原則を使ってとにかく質問することでした。 最後は、誰よりも先に質問することで相手に上級者という印象を与えることでした。 いかかですか。皆さんの悩みは解決できましたでしょうか。 元々会話は苦手と思われる方も恐れることはありませんよ。異なる言語で話すというのは、ある意味話す感覚が分からないということでもあります。 要するに、母語ほど言っていることの直感がないということなんです。 韓国語だからこそ勇気を出せます!このフレーズを心に、みんな会話の神になりましょう!

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