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第二十回 直訳と意訳、2つのパターンで覚える字幕で学ぶ楽しい韓国語

皆さんが韓国語に入門したきっかけは何ですか。 もちろん、皆それぞれのきっかけがあると思いますが、多数の皆さんが韓国のドラマや映画、芸能人にはまって入門されます。
わたくしが日本語を始めたきっかけもそのような理由からでした。 特にドラマや映画などにはまる方は、いつか字幕無しで見られることを目標に、熱心を上げていらっしゃたりするのですが。 字幕の助け無しで内容を理解するレベルまでは、なかなか時間がかかりますよね。 日常会話に問題がないくらいのレベルですので、少なくとも3~4年はかかると思います。 では、まだそこまで話せないレベルでも「字幕を利用して勉強できる方法」はないでしょうか。
そこで!今回お伝えしますのは「字幕で学ぶ楽しい韓国語」です! 「毎日欠かせないくらい、ドラマを見ています」、「韓国映画が大好きです!」、「ドラマや映画ではないけど、好きなアイドルが出るバラエティーを見ます」…などなど、韓国に関するメディアを生活の友にしているあなた!この書き込みを逃さないでください!
楽しみながら韓国語が勉強できます!

字幕の種類
皆さん字幕にも種類があること、お分かりですか。 厳密に言うと韓国語を日本語に訳す時に「直訳」をするのか「意訳」をするのかということです。 この話に入る前に、皆さんに一つ質問があります。 皆さんは、どこで動画を見ていますか。 契約した韓国チャンネル?DVDを借りて?それともインターネット上にアップされる動画サイトで? 実は、皆さんが見ている動画の出所を明確にすることはとても重要です。 なぜならば、韓国チャンネルやDVDなど、公式的に作られた字幕は専門家の翻訳家によるものなので「意訳」が多い反面、インターネット上で誰でも閲覧できる動画サイトなど、非公式的に作られた字幕は非専門化の一般人によるものなので「直訳」が多いです。
わたくしも趣味でインターネット上で日本ドラマの字幕を作った経験がありますが、わたくしのような人は大半がドラマや俳優のファンのケースが多く、実際に彼らが話す言葉の意味をそのまま伝えることをモチーフにしています。 当然「直訳」になります。 それに対して、公式的に作られた字幕は、実際に話している言葉より受け入れる側の国の文化に相応しい最も自然な言葉に訳します。 簡単に言って、言葉が全く話せない人にどれほど違和感を持たせなく楽しめるかがポイントなんですね。 「意訳」になるのです。
もちろん、直訳も意訳もそれぞれが持つ長短所があります。 しかし、字幕を利用して韓国語の勉強となると、これらをはっきり区別する必要が生じます。下手したら全く関係のない意味を覚える可能性があるからです。 あまり意訳過ぎても本然の意味が分からず、あまり直訳過ぎても不自然になってしまいます。それに、後者の方は一般人による製作ということで、誤訳も非常に多いですので気をつけてくださいね。

字幕で学ぶ韓国語
それでは本論に入りまして、字幕を利用した勉強法について詳しく説明します。 上にも申しましたが、まずは自分が利用している字幕が直訳か意訳かを区別してください。それぞれの長所を活かして学習に適用します。

1、直訳

直訳の長所は何だと思いますか。 先ほど言及したように、話し手の言葉をそのまま訳して移したということです。 つまり、言葉の本然の意味が覚えられます。 この長所を活かす勉強法は「書き取り」です! 直訳は聞こえてくる言葉と訳の日本語が言語の違いだけで、大きな違いを持ちません。 つまり、「聴いて書いて訳を確認して」の超簡単な3ステップで誰でも簡単に韓国語が覚えられます。

(1)聴く
1つ目は、聴くことです。 以前にも何回か申しましたが、聴き取りの練習は最初から全てを理解しようと思ってはいけません。 最初は全体的な流れや雰囲気を感じるのみで十分です。 まずは、10~15分など分量を決めて全てを一回聞いてください。 ドラマや映画は動画が付いているので、内容の理解がずっと分かりやすいと思います。

(2)書く
2つ目は、聞いた言葉を書くことです。 一回見が終わりましたら、まずは聞こえる単語をメモしながら、内容の大きな枠を描きます。例えば、家族での食事のシーンだとしましょう。
その後、空欄を埋めながら他にも聞こえる台詞を書いていきます。 上手く聞き取れなかったら何回も繰り返して聞きます。 俳優さんたちのジェスチャーや語調などをヒントにするのも良いでしょう。
しかし、全て書き取ったものの、これが正解かどうかは分かりません 。 韓国語は読みと書きが異なるのが多いです。 聞いた通りに書いたものは正しい言葉に成り立っていない場合が多いです。 当然、意味も分かりかねます。 上記の例でも「 먹다 (食べる)」と、何回も聞いて知っている単語は正しく書けるかもしれませんが、「 바 머거 (ご飯食べなさい)」や「 나주에 (後に)」と、意味が分かっていない単語に関しては聞こえてくる通り書いただけで、正しい表記になっていません。 ということで、最後の「③確認する」の段階が必要なんです。

(3)確認する
3つ目は、書き取った言葉が正しく書いているのか確認をすることです。 直訳ですので、意味を比べたしかめるに問題はないと思われます。 これが直訳の長所なんですよね。 語彙習得にも大変役に立つと思います。こうやって、あなただけの台本に仕上げてください。

2、意訳

それでは、意訳の長所は何だと思いますか。序論で意訳は、見る側の国の文化に合わせて、違和感を持たせない自然な言葉にしたものだという話をしました。 つまり、韓国式表現を身につけることができます。 特に、慣用句を覚えるには意訳ほど良いものはありません。 この長所を活かす勉強法は「丸ごと暗記して演じる」です! 簡単に言って、意訳をする理由は直訳をすると余計に不自然になるからなんですね。 なので、従来の日本語表現の中から最もマッチするのを選んで「台詞=字幕」で丸ごと覚えるのが一番です。

(1)直訳してみる
1つ目は、直訳してみることです。 「丸ごと暗記しろうって言っておいて、何で?」と思いますよね。 確かにそうですが、連関性のない二つの言葉をそのまま覚えるのは、まさに「暗記」に過ぎません。 わたくしはただただ「暗記」ではなく、皆さんに「理解」していただきたいです。 理解すると自然に暗記できますし、当然記憶にもずっと残るからです。 ということで、まずはご自分で直訳をしてみてください。 単語一つ一つを探して解釈していくうちに、なぜそのような言葉をそのシーンで使ったのが分かってきます。
美味しい冷麺を目の前にして「 먹다 (食べる)」の未来形を使って「 맛있겠다 (美味しそう)」と言ってますよね。 直訳してみると「これから美味しい」、「美味しいと思う」などで訳できます。 韓国人の考えでは、冷麺をまだ食べていないので、「食べるときっと美味しい」というスタンスで未来形を使って言っているんです。 他にも「いいな~(羨ましい)」は「 좋다 (良い)」の未来形を使って「 좋겠다 (その状況に置かれたらきっと良い)」で表現します。

(2)丸ごと暗記
2つ目は、丸ごと暗記することです。 直訳で理解もしたところで、いざっ丸暗記です。先ほどの「 맛있겠다 ~」に最も相応しい日本語は「美味しそう~」です。 美味しいものを目の前にしての観想は?
「 맛있겠다 ~ = 美味しそう~」です。友達がK-POPアイドルに偶然に会った話を聞かれたら? 「 좋겠다 ~ = いいな~」です。

(3)演じる
3つ目は、演じることです。
言葉通り俳優になった気分で、ドラマの主人公を演じます。 台詞を言ってみることです。もちろん感情を込めて。 この練習をする理由は、いつ訪れるか分からないさまざまな状況に備えるためです。 以前のレポートでも申しましたが、真似することは語学力がアップする良い練習になります。 最初から完璧で違和感のない言葉をそのまま覚えて使うので、間違えるリスクもなく素晴らしい韓国語を駆使することができます。

ここまで、韓国ドラマや映画を利用して、その字幕で学ぶ韓国語の勉強法についてご紹介しました。 まずは、字幕の種類を分けることが重要です。 公式的な字幕の特徴である意訳なのか、非公式的な字幕の直訳かを分けることですね。

意訳は、韓国語を日本語に相応しく伝える訳すもので、違和感ない「韓国式表現」が丸ごと暗記できる長所がありました。 それに反して直訳は、言葉をそのまま訳すということで、言葉の本然の意味が覚えられる長所がありました。それぞれの特徴に合わせて学習すれば、より高い効果を得ることができます。 以前から何回も強調していますが、皆さんに韓国語を楽しんでいただきたいです。 一つ一つ語彙が豊富になり、少しずつ話せるようになる喜びを感じていただきたいです。 その手助けとして、楽しく勉強できるちょっとしたコツを、これからもお伝えしていきます。 皆さん、楽しみましょう!