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第三十三回 皆が間違えやすい韓国語の物の数え方10個 ラクラク完全解決しちゃう!

韓国旅行と言えば、お買い物は欠かせませんよね。 そういう時、欲しい数量がちゃんと言えば良いのですが、「일、이、삼、사(いち、に、さん、し)」(漢字数)の数え方ではなく「하나、둘、셋、넷(ひとつ、ふたつ、みっつ、よっつ)」(個有数)で言うので、多くの皆さんが難しいとおっしゃいます。 数字の方もそうですが、特に数字につく単位名詞(例えば、りんご1個、ビビンバ3個、コンサートチケット2枚など)を覚えるのが大変ですよね。 日本と同じ単位を使う物もあれば、全く違う数え方をする物もあるので、油断しやすく会話に自身がなくなってきます。それでは、どうすれば宜しいのでしょうか。
ということで、今回は物の数え方を完全解決しちゃうコツについて話したいと思います。 わたくしからの完全解決策とは、「間違えやすいものだけ覚える」ということです。 もちろん、日本語と同じ数え方をする基本的な単位名詞も、漢字は同じでも読みが違いますので覚える必要はあります。 ですが、そちらの方はある程度練習が重なると、あまり努力しなくても自然と頭に入ってくるので比較的に心配はいりません。 もし今全然出来ないと思っている方がいらっしゃいましたら、心配なさらなくてもいいですよ! という訳で、簡単は物は去っておき「間違えやすい」物の数え方だけ覚えましょう! 気持ち的にも勉強の分量が減ったような気がして、もっと楽に感じられると思います。 もう少し中級、上級になると、それでも覚える分量は多くなると思いますが、今ここでご紹介する物だけでも、旅行先で困ることは滅多にないと思いますので、ラクラク軽い気持ちで覚えてくださいね! ご自分のショッピングする姿をイメージして、欲しい物を言う練習をするのも良い方法ですよ。

韓国語の数字おさらい!
韓国語の数字には大きく2つに分けられるのですが、日本語の「いち、に、さん、し」と読む「漢数字」と「ひとつ、ふたつ、みっつ、よっつ」と読む「固有数」に分けられます。 以前のレポートでも一回紹介したことがありますが、覚えていらっしゃいますでしょうか。ここで少し復習してみましょう。

1) 漢字数 まずは、読み方から!
漢字数の主な使い道としては電話番号や日付、値段、時間(分と秒のみ)などを言う時に用いられます。 下記の例文をご覧ください。

例文(1)
제 휴대폰번호는 010-1234-5678 입니다. [제 휴대폰버노는 공일공에 일리삼사에 오륙칠파림니다] 私の携帯番号は010-1234-5678です。
오늘은 11월 18일 화요일입니다. [오느른 시비뤌 시파릴 화요이림니다] 今日は11月18日火曜日です。
A : 이거 얼마예요? [이거 얼마에요]    これはおいくらですか?
B : 15,000원이에요. [마노처눠니에요]    15,000ウォンです。

2) 固有数 まずは、読み方から!
固有数の場合には主に年齢を言う時や時間(時のみ)、数量を表す時などに言います。 ここで数量を表す時に単位名詞を後ろに付けるので、そこが注意ですね! 下記の例文をご覧ください。

例文(2)
저는 올해로 스무 살이에요. [저는 오래로 스무사리에요] 私は今年で二十歳です。
지금은 11시 36분입니다. [지그믄 여란시 삼심뉵부님니다] 今は十一時三十六分です。
커피 한 잔 주세요. [커피 한 잔 주세요] コーヒーを一杯ください。
서점에서 책을 다섯 권 샀습니다. [서저메서 채글 다섯 꿘 사씀니다] 書店で本を五冊買いました。

いかかですか?思い出しましたでしょうか? 数字はなかなか慣れないと思う方が多いですが、焦らずに少しずつ「慣れていく」という感覚で勉強することをオススメします。 それでは、皆さんがよく間違える日本語と数え方が違う単位名詞についてご紹介致します!
※ 下記からはアラビアン数字は漢字数で読みます(例:1(일)개월)。
<皆の間違えやすい単位名詞>
その1) 1개월 / 한 달
月を数える時、日本語では「Oヶ月」と言います。 そのままの読み方で韓国でも「O개월」と言いますが、実はもう一つの言い方があります。 それが「O달」という言い方です。 この場合、「개월」はいち、に、さん、しの漢字数で、「달」はひとつ、ふたつ、みっつ、よっつの固有数で読むところに気を付けましょう。

例文(3)
한국어를 배운 지 8개월이 지났어요. [팔] 韓国語を習って8ヶ月が経ちました。
한국어를 배운 지 여덟 달이 지났어요. 韓国語を習って8ヶ月が経ちました。
한 달에 세 번씩 한국어 교실에 갑니다. 一ヶ月に三回韓国語の教室に行きます。

その2) 갈비 1인분  
カルビやサンムギョプサル、キムチチゲ、味噌チゲなどを頼む時、日本では「O人前」と言いますが韓国では「O인분」と言います。 これを直訳すると「O人分」という意味です。 また、ここでの数字の読み方はいち、に、さん、しの漢字数の読み方をしますが、人を数える単位名詞の中で「인」が来る時は、固有素ではなく漢字数の読みをするのでご注意ください。

例文(4)
일단 삼겹살부터 3인분 시킬까요? [삼] とりあえず、サムギョプサル三人前を頼みましょうか?
여기요! 김치찌개 1인분하고 순두부찌개 2인분 주세요. [일] [이] すみません!キムチチゲ一人前とスンドゥブチゲ二人前ください。
파격세일! 단, 1인당 세 개씩. [일] 破格セール!ただし、一人当たり三つ。

その3) 김밥 한 줄
皆さん、キンパ(韓国の海苔巻き)はお好きですか。 韓国でキンパは遠足の定番メニューだったり、忙しい朝おにぎりを買うようにキンパを買って出勤、登校したりと、韓国人にとってのキンパは誰もが好きな食べ物であります。 そのキンパを数える時は「줄」と言うのですが、「줄」は「列」という意味なんです。 なので、キンパの他にも「二列に並んでください」や「コンサートで一番目の列に座りました」など人の並びを言う時にも「줄」という言葉を使います。

例文(5)
아침에는 바빠서 김밥 한 줄로 때울 때가 많아요. 朝は忙しくてキンパ(海苔巻き)一つで済ませる時が多いです。
저기가 맛있는 집인가 봐요. 줄이 굉장히 기네요. あそこが美味しいお店みたいですね。列がすごく長いです。
앞에서 열 번째 줄이어서 정말 가까웠어요. 前から十列目だったので、本当に近かったです。

その4) 칼국수 한 그릇
今度はカルグッスの数え方ですが、その他にもビビンバや冷麺、クッパなどにも用いられます。 その基準というのは言葉の意味を見れば分かりやすいのですが、「그릇」という単語は「器」を意味します。 少し大きいサイズの器です。 つまり、その大きな器に入れられる一品の料理を数える時に用いられるんですね。カルグッスやビビンバ、冷麺、クッパなどは一つの器に入れられる一品ではありませんか。なので、「그릇」と数えるわけです。 それからもう一つプチ知識。韓国人はよく友達同士で料理を分け合う場合が多く、お互い違う料理を頼む時が多いのですが、その時必要な「取り皿」を韓国では「앞접시」と言います。 この時「접시」は「皿」という意味なので、もし器のような底が深いものが必要な場合は「덜어먹게 빈 그릇 주세요 (分けて食べるので器ください)」と言っても構いません。

例文(6)
오늘은 많이 춥네요. 이런 날 칼국수 한 그릇 먹었으면 좋겠어요. 今日は本当に寒いですね。こんな日はカルグッス一つ食べたらいいですね。
여기요! 비빔밥 세 그릇 주세요. すみません!ビビンバみっつください。
다른 거 두 개 시켜서 덜어먹게 빈 그릇 달라고 하자. 違う物二つ頼んで、取り皿もらおう!

その5) 맥주 한 병
韓国人の普段よく飲むお酒と言えばビールや焼酎、マッコリぐらいだと思いますが、特に焼酎はリーズナブルな値段で大人気のお酒です。 その焼酎はビン入りが基本なので、焼酎を数える時は「O병(Oビン)」の数え方をします。 また、ビールの場合にもビンで飲むことが多いです。 もちろん、カン入りのビールもよく飲みますが、日本に比べたらビンの数が多いと思います。 その時にも「O병」の数え方をします。 もし、カン入りの場合は「O캔(Oカン)」と言います。 それから、マッコリの場合は「杯」を使って「O잔(O杯)」と言います。

例文(6)
한국에서는 소주 한 병에 얼마 해요? 韓国では焼酎一本にいくらしますか?
어젯밤에 송년회가 있어서 맥주를 세 병이나 마셨어요. 昨夜忘年会がありましてビンビールを三本も飲みました。
파전에 막걸리 한잔 할까? チヂミにマッコリ一杯どう?

その6) 옷 한 벌
女性のショッピングと言えば、洋服を欠かせませんよね。 それでは、服を数える時の単位名詞は何でしょうか。正解は「O벌(一着)」です。 ただ、一つ注意する部分は「벌」というのは上下を合わせて「벌」と言うので、普通にトップスのみ、ボトムのみとなると「하나(ひとつ)」、「두 장(二枚)」で言います。

例文(7)
백화점 세일해서 정장 한 벌 샀어요. デパートがセール中だったのでスーツを一着買いました。
정말 예쁜 블라우스가 있어서 두 장 샀어요. 本当に可愛いブラウスがあったので二枚買いました。
청바지 한 장에 얼마예요? ジーンズ一つにおいくらですか?

その7) 신발 235밀리미터
韓国では靴のサイズを測る時、センチメーターではなくミリメーターで測ります。 なので、サイズを言う時もミリメーターと言います。 最後の二文字「미터」は省略する場合も多いです。また、この時は固有数でななく漢字数で言います。

例文(8)
A : 신발 몇 밀리 신으세요?    足のサイズ、何センチですか?
B : 240밀리미터 신어요. [이백사십]    24センチです。
저는 발이 커서 250밀리 신어요. [이백오십] 私は足のサイズが大きくて25センチ履きます。

その8) 영화 한 편
皆さん、韓国の映画やドラマはお好きですか? 最近、日本でも韓国映画の公開が多かったりDVDの発売も頻繁に行われていて、多くの皆さんが韓国の映画やドラマを見られるチャンスが多いです。 特に、韓国語を勉強なさっている方は勉強のためにも映画やドラマをご覧になる場合が多いのですが、映画は「O편(O本)」と数えます。 その他にもミュージカルや舞台一公演、ドラマ一作品なども「편」と数えます。

例文(9)
어제 신주쿠에서 한국영화를 한 편 봤는데 정말 재미있었어요. 昨日新宿で韓国映画を一本観たのですが、とても面白かったです。
마치 영화 한 편을 보는 것 같네요. まるで映画を一本観るようです(まるで映画のようですね)。

その9) 드라마 3회까지
先ほど、ドラマも「편」と数えると申しましたが、 「편」と数える時はドラマの1話から最終回までの一作品を意味します。 ドラマの1話、2話と言う時は「1회(1回)」、「2회(2回)」と違う表現をします。 また、1話、2話、3話までみっつを観たと表現したい時は、「O話まで(O회까지)」という言い方をします。 特に単位名詞はありません。 それから、漢字数を使います。

例文(10)
그 드라마는 아직 2회까지밖에 못 봤어요. [이] そのドラマはまだ2話までしか見ていないです。
어제 드라마 마지막 회 봤어? 昨日のドラマの最終回、見た?
드라마 한 편에 약 20회 정도 돼요. [이십] ドラマ一作につき約20回くらいあります。

その10) 대학교 1학년
最後は学年を言う時の単位名詞です。日本では「1年生、2年生」など「年生」と言うのに比べ、韓国では「1학년、2학년」と「학년(学年)」という数え方をします。 また、「1時限、2時限」は「1교시、2교시」と「교시(校時)」という言い方をします。この場合数字は漢字数で読みます。

例文(11)
우리 첫째 딸은 대학교 4학년이고 둘째 딸은 대학교 1학년이에요. [사] [일] 我が長女は大学4年生で、次女は大学1年生です。
오늘 4교시는 체육입니다. [사] 今日の4時限は体育です。

さ、ここまでご覧になっていかがですか?少しはお役に立ちましたでしょうか。 日本と韓国は同じ漢字文化圏に属しているため、多い部分漢字の読みが似ていたり同じ漢字で言葉を表したりします。 それは日本人韓国語学習者にとっては非常に嬉しいことだと思いますが、逆に似ているから分余計にからなくなる部分もありますよね。 そういう時はまず焦らずに、今回ご紹介したようにあえて間違えやすい部分だけ覚えて行くというのも一つの方法だと思います。見て分かるものは自然に覚えて来ますから。 とりあえず、今回はここでご紹介した単位名詞10個をしっかり覚えることでおしまいにしましょう。 十分熟知してから次のステップに移ったら良いと思います。
皆さん、화이팅(ファイティン)!